12月になると毎年思い出すクリスマスがあります。
それは、息子が生まれる数ヶ月前。
嫁さんのお腹も徐々に大きくなり家でゆっくりした時、急に体調を崩し
そのまま緊急入院しました。
どうやら妊娠中毒になってしまったようで、毎日何度も点滴を打ち、腕に
は無数の針の跡。
痛々しく見ている私の方が気が滅入る感じの中で、嫁さんは頑張ってくれ
ました。感謝です。
こんな時って男は何も出来ないもので、せめて毎晩通院し、お見舞いに
ドリンク・お菓子を準備し洗濯物を届けるくらいしかありませんでした。
クリスマスは、夜に病院内でパーティーを催してくれて豪華な飾りと輝く
ツリーを見ながら美味しいディナーを堪能した事を思い出します。
2月末、出産時におばあちゃんも病院に来てくれて一安心。
その後、陣痛が来て一緒に分娩室に入りました。
GoProを持って入る私に、おばあちゃんがカメラを見て驚いて
「出産を撮るの?やめた方がいいじゃないの?」と、どうやら勘違いして
いる様子。私は、
「生まれて来た子供に、お母さんが頑張ってくれたから今があるんだよ。」
って、将来子供に伝える為に嫁さんの表情やその時の様子を動画で撮りた
いんですと話し了解を得ました。
嫁さんの手とGoProを握りしめて励まし応援して分娩室に入って数時間後
頑張って可愛い息子を産んでくれました。嫁さんには最高に感謝です。涙
退院後、嫁さんから相談がありました。
「これから、息子が2歳まで仕事を休んでしっかりと育てたい。」と
私は「好きなようにしなよ。育児は一緒に頑張ろう」と伝えました。
夜型の私は深夜3時までミルクを作る事とお風呂に入れる担当、朝型の嫁
さんはおっぱいorミルクと育児を分担していた事を思いまします。
0歳から2歳まで嫁さんは育児休暇をとりしっかりと育ててくれました。
そんな嫁さんにはいつも感謝しかありません。